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ルトロヴァイユの立像:補足

【報酬】

生還1d6(♾️サワー、☀スイーティ、❗うまみ)

POW対抗に勝って呱待と帰る…違和感を抱いて生きることになる。マイナス1d3(♾️サワー)

サイキックとなる 神話技能25(☀スイーティ、❗うまみ)

超能力:サイコメトリ・過去感知(❗うまみ)

超能力:パイロキネシス・念発火(☀スイーティ)

 

【マホロバPSI研究所の超能力開花実験について】

INT×5のロールに《失敗》で、超能力を獲得。

INTを1d3ポイント、POWを1ポイント、SAN値を2d6ポイント犠牲にする。

(これらはアザトースに捧げられ、代わりに超能力を得られる)

成功した場合は超能力に目覚められず、殺処分されロスト。

 

【後日譚】

・♾️サワー:呱待倦の弟、呱待焦としての籍に落ち着く。呱待家でウサギを飼い始め、ウサギにサワーと名付ける。

・❗うまみ:後日マホロバPSI研究所を脱走。整形しAZ(アズ)と名乗り、無戸籍だがサイコメトリで警察に協力。

・☀スイーティ:パイロキネシスを用いて路上マジシャンをしながら研究所に在籍。なんだかんだホワイト企業。

・⚡スパイシー:廃棄所に棄てられたが奇跡的に生還。超能力も戸籍も持っていないが、カレー屋さんをしながら家族を探す。

 

【背景】

自らを弟だと認識する弟を蘇らせることは、罪からの解放であり、自身の精神・記憶の証明である。
シャッガイからの昆虫に寄生されていた呱待倦は正気を失いつつあり、「弟に会う」ことに異様な執着を持ち始める。
作り物でも、精神すなわち意識、すなわち材料さえ適していれば器が適合するのであれば再現は可能だと考え、

マホロバPsi研究所(クトゥルフカルトナウ参照)に目をつける。
研究所に乗り込み、研究データを提供すること・ホムンクルスとクローン研究の被験体として自身を提供することを条件に

弟の製作に加担(場所、機材の確保)させる。
他を知り、自己を認識した上で、「自分が呱待焦だ」と認めるもの、自らの自我をみとめたものこそを弟とする。
そのために実験的に様々な自己にまつわるモノから生成した「弟」を複数作成し、その中に見つけることとする。
実験の参考にしたのはコンディヤックの感覚論。

すべての意識は感覚の変形であるという説を用いて人造人間の感覚に作用し、コントロールすることで人格を操作する。
肉体は呱待のコピーである面でクローンである。ただし、あくまで「模したもの」であるため記憶や自我をリセットされている。

生成時に核にそれぞれ余分なものを混ぜ込み差異を生み出していることからホムンクルスであるとも言える。

なお、弟が生成されてもされなくても、呱待の幻覚が消えることはない。
結局はそれは「つい今しがた」生まれたものだから。
幻覚が消えないのは本人がそれをどこかで自覚しているからなのか、本当に弟が呱待を見ているのかはわからないが、

どちらにしても結局罪を重ねただけである。
マホロバPsi研究所の協力もあり、「呱待焦」の架空の戸籍を用意されている。
呱待の弟として生還した探索者はそこに落ち着いてもいいし、逃げ出してもいい。
ただ、POW対抗に勝った探索者は、それなりに難しい生き方になるかもしれない。

また、生きた状態で部屋に残った探索者は睡眠剤で眠らされた後実験に用いられる。
超能力者として覚醒した探索者はマホロバPsi研究所所員としてクトゥルフ神話技能、超能力等を獲得し、継続可能。

超能力者として目覚められなかった探索者は、残骸として廃棄されロスト。
探索者達は皆呱待と同じ顔、同じ背丈。ただ、呱待とは逆で、向かって左の口元にほくろがある。

目には呱待のばってんと同様に、最初に選んだ記号の模様が入っている。

【記号について】

​🔷→執着、短刀、金属(STR/ナイフ)

核には短刀の破片が混じっている。関心を向けなかったことの悲しみの記憶を持つ。

苦味、鉄の味を初めて感じる。


☀→郷愁、情景、思い出(INT/心理学)

核には髪が混じっている。あたたかな情景へのなつかしさの記憶を持つ。

甘味、スイカの味を初めて感じる。


💧→感情、後悔、寂しさ(POW/精神分析)

核には涙が混じっている。誰かと離れ離れになった後悔の記憶を持つ。

鹹味、塩水の味を初めて感じる。


❗→発見、探究心、知識欲(EDU/図書館)

核には肉が混じっている。何かを強く知りたいと願った記憶を持つ。

旨味、りんごの味を初めて感じる。


♾️→安息、包帯、血の巡り(CON/応急手当)

核には血液が混じっている。医学に携わる記憶、人体の記憶を持つ。

酸味、ザクロの味を初めて感じる。


⚡→緊張、本能、警戒心(DEX/回避)

核には吐息が混じっている。張り詰めた空気の中の記憶を持つ。

辛味、スパイスの味を初めて感じる。

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